【高校生の感想】青くて痛くて脆いは自分のことを考えるきっかけになる

こんにちは、たつだんです。

今日は、「青くて痛くて脆い」という本を読んだので、感想を書いていきます。

一言で感想を言うと、けっこういろいろと刺さるものがありました。

青くて痛くて脆い人

主人公とヒロインが二人で作った組織、モアイ。

時間が経つとともに主人公にとっては居づらいものとなり、主人公はもとに戻そうと間違えた努力をします。

主人公がネットで炎上させた後に、二人は話し合い、主人公は自分が間違っていたと自覚するのです。

後にヒロインが責任をとってモアイを解散するといったときに主人公は全てに気づきました。

青くて痛くて脆い、と。

主人公の名前は、楓。(かえで)

ヒロインの名前は秋好です。

全ては自分のため

ぼくがこの本を読んで深く心の中に残ったことがあります。

それが、人間は誰もが傷つけあって生きているということ。

友情も、愛も、全ては傷つけ合う道へのきっかけ。

一度どちらかが間違えばあっという間にそれはお互いを傷つける凶器へと変わってしまう。

実際に、楓はモアイを抜けるときに秋好から強く否定されなかったことから間違った道を進んでしまいます。

自分を追い出した組織だ、昔とは変わってしまった、などの理由で楓はモアイという組織を弱体化、もしくは消滅させるべく、スキャンダルを探します。

友人と協力し、モアイに潜入し、様々な情報を集める中で物語は進んでいきます。

ついにスキャンダルを掴んだ楓は、それをネットに上げて、炎上させました。

これに秋好は、楓の仕業だと気づき、偶然(必然とも言えるかも)あったときに彼らは話し合います。

そこで楓は自分が間違っていたと気づき、後にあった会見でモアイが解散することを知り、今まで自分がしてきたことすべてが自分のためだったと気づきました。

自分がモアイに残れなかったから、秋好が強く否定してくれなかったから、そうだからといって秋好を傷つけていい理由にはならない、そう楓は気づくのです。

もちろん秋好が強く否定しなかったのには理由があり、モアイをつくるときに嫌ならいつでもやめていいよ、と言っていたからです。

また、すべて否定できる人なんていないのです。

ここらへんはけっこう心にグサッときました。

自分が必要とされただけで、自分の心の空白を埋めてくれただけで、相手が自分との関係を友情だと思ってくれただけで、それだけで十分幸せなはずなのに、どうして自分が少し傷つけられたからと言って、その仕返しをしようとするのか。

しかも傷つけられたと思っているのは自分だけで、相手はそのことを思いやりだったと思っている。

もう言葉に表せないのですが、それくらい心に刺さりました。

体が震えました。

楓は秋好のことをまったくわかろうとしなかった。

それどころか彼女との関わりを一切絶ち、自分の中で彼女を勝手に美化していた。

あの頃の彼女に戻ってほしい。

そんな自分勝手で相手を傷つけていたことに気づかなかった。

全ては自分のため。

自分の中にある秋好に戻って欲しいから。

それで相手が傷つくことなんて考えもしない。

本当に、なんて、青くて痛くて脆いんだと。

この言葉を見たときにはようやくそのほんとうの意味がわかりました。

自分らしく生きようと思った

最後に思ったことを書いておきます。

ぼくにだってやり直したい過去はあります。

相手の気持を考えずに自分勝手に行動してしまったことがあります。

そんな過去があるからこそ、これからはこの本を思い出したい、と。

そう強く思いました。

最後までお読みいただきありがとうございました。