【高校生の感想】カラフル 世界はうまくできている

こんにちは、たつだんです。
今日は、カラフルという本を読んだので、感想を書いていきたいと思います。
「高校生が選んだ読みたい文庫ナンバー・ワン」と書かれていたので、興味を持って読み始めました。
実際に高校生が読んでみての感想を書いていきます。
あらすじ
この小説のあらすじを一言で言うと、
自殺した主人公が生き返るにあたって、人生のいろいろなことを学ぶ物語
です。
そこから学ぶことも多かったです。
少しづつの誤解
この地上ではだれもがだれかをちょっとずつ誤解したり、されたりしながら生きているのかもしれない。それは気の遠くなるほどさびしいことだけど。
だからこそうまくいく場合もある。
この部分は結構心に響きました。
人間は一人では生きていけません。
必ず誰かと関わり合って生きていくことになります。
その過程で誰かに誤解を与えたり、自分が誤解していたり、いろいろな誤解があります。
でも、だからこそいいのかもしれないし、悪いのかもしれない。
ぼくも周りの人と関わっていますが、その中には必ず誤解やわかっていないことがたくさんあります。
それが時には不幸を生むことにもなるし、時にはいいことを連れてくることもある。
そういうことです。
だからべつに完全に理解してやろうなんて思う必要もないし、自分から全てを理解してもらおうなんて思う必要もない。
そういう考えになれば必ず人生が生きやすくなるはずではないでしょうか。
人生はホームステイ
上でいったことにつながるのですが、人生を生きやすくするための考え方として、人生は少し長いホームステイだと思う、ということがあります。
どうせ人間はいつか死にます。
だからそれまでの少し長いホームステイだと思えばいいのです。
自分が自分の人生を生きていないみたいに感じるかもしれません。
でもそれで思いつめて死んでしまうよりかは遥かにマシです。
世界はカラフルでうまくできている
世界はいろいろな色があります。
それと同じでいろいろな人間がいます。
それでも世界は壊れることもなくいつも誰かがより良くしようと頑張っています。
いろいろな色で混ざり合いながら人間は生きています。
その中で図腰でも良くなろうと誰もが努力して、失敗もします。
でもそれはそれでいい色となる。
そんな感じでしょうか。
正直言って、自分にもよくわかりません。
でも、これだけは言えます。
死んだらすべてが終わり。
だから自分で自分を殺めることだけはしてはならない、ということ。
この小説からは自殺してはいけない、というメッセージが伝わってきました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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