「働き方」を読んで 仕事で悩んでいる人に読んでほしい一冊

こんにちは、たつだんです。
今日は、稲盛和夫氏の「働き方」という本を読んだので、感想を書いていきたいと思います。
なぜ働くのか
まず、僕も思っていることから、話は始まりました。
なぜ働くのでしょうか。
なぜ働かなければならないのでしょうか。
稲盛氏はそんな質問に答えてくれました。
「人が働くのは、心を高めるため。」
前回紹介した哲学の本にも同じようなことが書いてありました。
人の人生は、心を高めるためにあります。
そして、その心を高めるための手段こそが、働くことなのです。
と言っても、働くのは、食っていくためだと思っている人も多いと思います。
もちろん、それもあります。
でも、みんながみんなそう思っていたら、この社会はどうなってしまうのでしょうか。
働くのは、稼ぐため、それだけ。
働くことの意味なんてない。
以前友達が話してくれてことがありますが、終電に乗ったときに、電車に乗っている人の目がみんな死んでいたようです。
これを聞いて、正直怖いな、と思いました。
この社会で生きていけば、将来自分もそうなるかもしれないのです。
だからこそ、自分の仕事に対する意義や希望を見つけて、目の色を失わないようにしなければなりません。
働くのは、食っていくためだけではありません。
人生においての自分の心を高めていくためのものです。
そのことをしっかりと胸に刻んで、明日からも頑張りたいと思います。
いかに働くか
働く意義を見つけられたら、どのように働くかが重要になってきます。
と言っても、働くことの意義を見つけることができたら、自然とどのようにして働くのかは決まってくると思いますが。
それでも、仕事をしていく中には、困難な壁にぶつかることもあるでしょう。
そういうときこそ、自分の「思い」がとても大事になってきます。
自分の力では無理だ、と簡単に諦めてしまってはいけません。
自分の力では無理、だからこそ、自分の力を信じて絶対にできると思うことが大切です。
そうしていれば、その思いは必ず伝わり、いつか想いが叶うのです。
そのためにも、まずは思うことが大事です。
自分の仕事のことを考え続けて、その仕事を好きになるくらい考えてください。
そうすれば、きっと神様がその思いを叶えてくれるでしょう。
僕もその時を信じて、常に仕事のことを考え続けていきたいと思います。
完璧主義
この本の中で、唯一僕が疑問を抱いたところです。
僕は普段から完璧を目指すと失敗する、ということを知っています。
だからこそ、このタイトルを見たとき、あれ?と思ったのですが、読んでいくうちになるほどな、と思いました。
立派な仕事は、完璧な仕事から生まれるというのです。
たしかに正しいことだと思います。
でも、僕が知っている、完璧を目指すと失敗する、というのとは少し違います。
つまり、常に完璧を目指して行動していれば、必ずいいものが作れるということです。
実際、僕も完璧なものを作りたいと思っています。
でも、プロでもないので、完璧に行くわけがありません。
失敗してばかりです。
それに、もし自分では完璧の行くものが作れたと言っても、他人から見れば、全くだったということも起こります。
でも、完璧を目指す心だけは大切です。
ここでも心の話が出てきました。
完璧を目指して行動するからこそ、いいものが生まれるのです。
面倒だ、とか、間違ってもいいやというような心でやっていては、いつまで経っても成功はやって来ません。
なぜならそれは、完璧を目指して作ろうという意志が伝わってこないからです。
最終的な結果は完璧でなくても構いません。
最後まで完璧を目指して、結局行動しないのは、意味がありません。
仕事をすることができていないからです。
完璧な仕事をしようと思って、頑張ってきたのに、完璧を目指すあまり、結局仕事が終わらなかったらどうでしょうか。
それでは本末転倒ですよね。
だからこそ僕は、仕事をするときは、完璧を目指していく、でも、いつまでも完璧にこだわらない、という気持ちでやっていきたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません