【書評】「一分で話せ」相手を思いやることとは?

今日は、「一分で話せ」という本を読んだので、書評していきたいと思います。
まずこの本はプレゼンをするということについて話していますが、僕は何度も、これなら文章にも応用できると、思いました。
これを読んだらプレゼンのときだけでなく生活のいろいろな場面で役に立つこと間違いなしです。
皆さんもぜひ読んでみてください。
それでは感想を書いていきます。
「一分で話せ」とは
一分で話せというのは、そのままの意味で使われます。
どんなに長いものでも、どんなに複雑なものでも一分で話すことができるということです。
それは伝えたいことはすべて一分でまとめることができるということです。
といってもプレゼンの時間がそれよりも長いかもしれません。
ならその空いた時間は一分の補強をするべきです。
後述しますが、プレゼンをすることがゴールではありません。
最終的なゴールは相手を動かすことです。
そのためには一分で話すことは大事です。
忙しい人はたくさんいます。
そんな人に一分で話せるというのは僕から見ても強いと思います。
そんな人のためにも一分で話すスキルを身につけるべきです。
また、プレゼンをするというのは相手に何かを伝えたいという意識から生まれるものです。
僕はこの意識が欠如していました。
誰かに言われたから、課題だから。
僕はこのような気持ちでプレゼンをしたことがあります。
でも、それでは良いプレゼンにはなりません。
実際僕もまったく練習もせずに望んだそのプレゼンで後悔したことがあります。
自己紹介をしたんですが、PowerPointすらありませんでしたからね。
だから僕はこれからプレゼンをするなら相手に何かを伝えたい、そんな強い思いで望みたいと思います。
相手のことを思いやる
これはけっこう大事だと思いましたね。
プレゼンをするならもちろん聞く相手がいるわけです。
その相手が自分のプレゼンを聞いてどうなるかは自分のプレゼン次第です。
僕は今までこの意識がなかったな、と思っています。
べつにプレゼンだけに限った話ではありません。
今まで書いてきたブログも相手のことを思いやっていたのか、と聞かれると少し不安になってしまいます。
だからこれは誰かに思いを伝えるときなら共通して言えることです。
こんなことからこの本は、プレゼンに限った話ではないよ、ということが言えます。
「ゴールは何か」をつねに意識する
あなたがプレゼンをするのはなぜですか。
多くの場合、相手を行動させたいというのがあるのではないでしょうか。
たとえば僕がプレゼンをするとしたら親に起業を許してもらうとか、です。
その場合は、親に許してもらう、というのがゴールです。
決してビジネスの内容を理解してもらうというのがゴールではありません。
理解してもらうのは許してもらうための手段であり、目標ではありません。
だからまずは理解してもらうことが必要です。
でも、それで終わってはいけません。
その後も説得を続け、場合によってはこのビジネスの安全性に関するデータなどを話すと許してもらう確率が高まるかもしれません。
このようにゴールは何かをつねに意識して行動することが大切です。
ピラミッドを作る
僕は初めて知ったのですが、ピラミッドストラクチャ-というものがあるそうです。

といっても難しいものではなく、主張と根拠をピラミッド状にしたものです。
でもこれがわかりやすくて、ピラミッドの形にするとわかることがいろいろあります。
まずは、主張をたくさんの根拠で支えているということ。
ここからわかるのは、根拠が無いと主張が宙吊りになるということ。
根拠がない主張はまったく説得力を持たないのと同じです。
また、根拠が弱いと主張も弱くなるということ。
根拠が弱くて主張を支えられないところを想像してみてください。
その主張にはあまり説得力がありませんよね。
こんなふうにこのピラミッドを見て僕は思いました。
まとめ
プレゼンをするときだけではなく、ブログ記事をかくとき、ツイッターでつぶやくとき、セールスレターをかくとき、どんな場面でも大事なのは相手のことを思いやること、これが僕がこの本を読んで思ったことです。
そして相手を思いやりながら会話し、一緒にピラミッドを作っていく、これが理想の姿ではないでしょうか。
相手のことを思いやる、の中には一分で完結に話す、というのも含まれます。
僕もこれから実践していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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